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2023.11.17保育学科

多文化共生シンポジウム「グローバルな視点から見た日本の子どもの保育と教育」開催

保育学科では10月に、日本で子育ての経験がある3名の外国人を講師に招いて「多文化共生シンポジウム」を開催しました。

 

 

ペルー出身のマリアさん、エクアドル出身のリリアナさん、バングラデシュ出身のべガムさんから、母国の文化や生活習慣、教育などについてのお話を聞きました。
講師の方々のお話はとても面白く、充実した時間を過ごすことができました。

 

 

学生は、講師の先生方が持ってきてくださった衣装を身にまとい、音楽に合わせて踊るなど、
お話を聞くだけでなく、体全体で他国の文化を感じました。

 

 

シンポジウム後の学生の感想をご紹介します。

日本では、学校で給食が出て、子どもは1日中学校にいることが当たり前ですが、今回お話いただいた3つの国では、どこも学校には給食がなく、子どもたちは昼に自宅で食事をすることを知り、驚きました。また、「親の教育によってその人の人生が変わる」というお話が印象的で、保育者も親と似たような立場にあるので、関わった子どもの人生を大きく変えてしまうかもしれない責任のある仕事だということを改めて感じました。(学生F)

3人の講師の方の話を聞いて一番印象的だったのは、お弁当の文化の違いに関するお話です。外国から来られた保護者に対して、「軽い感じで…」などと説明してしまうと、「リンゴ1個とパン1個」など簡易的なお弁当となってしまうことを知りました。日本人と外国人との価値観や考え方は異なるため、実際にお弁当の写真を見せて説明した方が良いと感じました。これは、将来保育者を目指す上でとても重要なことだと思います。(学生G)

 

投稿:保育学科教職員

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