調理実習の応用で、日本人に不足しがちな栄養素を補うレシピを考え、実際に作成してみました。
今回、グループBはカルシウムを補うレシピを考えてみました。
カルシウムはミネラルの中で一番不足している(必要量の69%程度)ことが国民健康栄養調査の結果を調べてわかりました。そこで、カルシウムを補うレシピを考えてみました。
カルシウム摂取の42%が動物性食品からですが、植物性食品からも58%を摂取できていることから、植物性食品もメニューの食材に加えました。
小松菜は、牛乳に匹敵するカルシウムを含んでいることを食品成分表から知り、加えました。あとは定番の牛乳とチーズといった乳製品の利用です。
鮭は、カルシウムの吸収を高めるビタミンDを含むのと、彩りが良くなるので食材に加えました。
グループBの作成風景:「鮭のミルクグラタン」
「鮭のミルクグラタン」はこのように出来上がりました(グループB)
調理にあたっては、加熱時間が十分かどうかよくわからなかったので、竹ぐしを刺して確認をしました。表面に少し焦げ目がはいっても香ばしくなって良いという意見もあり、安心して調理できました。
この1食で20歳の女性が一日に必要なカルシウムの約2倍の量が摂れるんですよ。余ったチーズをふんだんに使ったので予定外にパワーアップできました。
今回、小松菜を利用しましたが、出来上がってみるとあまり入っているのがわからなかったので、今度はもっと多くの小松菜を入れてもよいのかなと思いました。
投稿|生活学科1年